軸を設定する前回は動作角度の設定まで説明したので、今回は仕上げで軸を設定しパーツに実機と同じ動きをさせます
下準備としてMOD本体と
Al Planesの適当なパーツを用意をします(今回はelevonsを拝借)
今回はお手本としてラダーを作るためrudderにリネームします
==========コピー箇所==========
l-パーツ名 (rudder_l)
l-dummy (ダミー)
l-val (作動角度)
l-poly (ポリゴン)
==========コピー箇所==========
まず、デフォルト状態では斜め方向などにドアを開いたり出来ないのですが
ガルウイングドアの要領で開く事が可能になり、Al Planesでも同様の手口で設定します
==========ガルウイングの要領==========
ダミーの下にポリゴンを配置し、ポリゴンの軸をEdit Modeを[Local]にして回転させる
回転した角度分をダミー側では下記の要に回転させる(ZM2上とゲーム上では軸の基準が違うので、下記の要にアベコベな設定にする必要があります)
ポリゴン側: X=x,Y=y,Z=z
ダミー側 : X=x,Y=z,Z=-y ←コレを参考に軸をまわす
==========ガルウイングの要領==========
具体的な作業まず、
分度器で測りましょなどの分度器を使用して、下記の画像の箇所の角度を計測します
すると今回のF-35では
x-30度 z21度というようになりました
今回はTOPビューからのずれはないのでy軸はそのまま行きますが
TOPビューから見てズレがある場合も同様に計測します(たしか90度以上になる場合は基準とする箇所のミスです)
そしてAl Planes側の軸の位置をF-35のポリゴンあわせて、Local Axes...を使用し軸の向きを一度リセットします
次にAl Planes側のpolygonにF-35のポリゴンをアタッチし
さっき図った角度(
x-30度 z21度)をEdit Modeを[Local]にして"ポリゴンの軸のみを回転"させます
dummyとvalueの角度を下記を元に回転させます (今回は
x-30度 y21度)
それが終ったら、ポリゴン以外の軸をガルウイングの要領で回転させます
この時XYZの基準となる、中心地点にあるpivotの軸を一緒に回さないように!!ポリゴン側: X=x,Y=y,Z=z
ダミー側 : X=x,Y=z,Z=-y ←コレを参考に軸をまわす
最後に前回の角度を設定した方法で
Exact Transformでvalの角度を設定します
Apply Positionのy軸のみ設定し、後は0度にすれば完成です
あとは今回やったことを各パーツ毎に繰り返せばOKです
最後に参考までに、左右の軸の向きの画像です
翼の場合ちゃんと設定するとポリゴンの軸はこのようになります
今回でAl Planesの説明は完了しました、それでは良いSAライフを!!